作曲・演奏する作品
木琴やガラス琴により、メロディを組み立て奏でる作品。
(乗って奏でる作品は「乗る作品」に分類。)
輪唱の◯
2012
作曲•演奏できる大きな木の楽器。
けん盤の音板と音消し板をならべてはめ込むことで、参加者は自由に旋律をつくれる。全体は◯に組んだりS 字に組んだり、その空間により様々な形を取れ、◯の中に入りボールを転がせば、周囲360度を音が駆けめぐり、音に包まれる体験ができる。
This is a big musical instrument made of wood. Anyone can compose and play a music. You can sort wooden boards that have two holes and one musical scale. Your ball plays music along dropping the steps. If you roll some balls, it makes a round.
⬛︎movieはこちらから。
球を転がすことで、演奏・輪唱できる。
音板と音消し板をはめることで自由にメロディが作れる。楽譜の色順にはめていくだけでも作曲できる。
本体は会場の雰囲気や大きさに合わせて、S字や◯などに組み替えできる。
歯車のオルゴール
2015
ハンドルを回すことで音を響かせる、大きな木製の歯車のオルゴール。
大きな8つの歯車は各1音を担当しており、夫々の音が必要な拍数の書いてある歯に木球をはめることで、様々な曲を、和音のメロディに組みあげることができる。
HUB-IBARAKI ART COMPETITION 2014に選ばれ制作した。
⬛︎movieはこちらから。
ハンドルを回して演奏する。
マレットの球をはめかえることで作曲ができる。和音も作れる。
ワークショップの様子。
作りたい曲を挙げ、楽譜を書き、オルゴールを作曲・演奏する。
歯車のオルゴール - 円
2015
歯車のオルゴールの遊星歯車バージョン。
外側の内歯歯車のリングのハンドルを持って周りを歩けば、中央の歯車とその周りの遊星歯車、内歯歯車たちがかみ合い、和音のメロディを奏でる。
⬛︎movieはこちらから。
ハンドルを持って歩くと曲が奏でられる。
遊星歯車は2層になっている。
奏でると同時に影も踊る。
サイズは2つ。小さい方は単層構造。
音の道
2021
木球がレールを転がっていくと、ヒノキの丸棒木琴に順に当たりメロディを紡いでいく。
演奏者はヒノキの奏でる優しい「森のクマさん」や「海」などの曲は遠くまで響くが、つい追いかけて音を聞いてしまう。
⬛︎movieはこちらから。
音の階段
2021
木球が階段を1段降りるたびブナの木の力強い音が響き、ロンドン橋のメロディが奏でられる。
音の高さだけでなく長さも再現されており、音のなる仕組みを探りたくなる。
⬛︎movieはこちらから。
光のオトイロ
2016
ガラス琴がメロディを奏でる。
ガラスは1つずつ手作業で鋳造と調律を行い、音程を持った琴へと生まれ変わったもの。
琴をはめ込む本体や球は「輪唱の◯」と共用。
端材木管の木琴
2019
カリモク家具コラボレーション
カリモク家具製の椅子やテーブルの脚の中で、製作過程で節が見つかるなどの理由から「端材」となってしまった材を木琴として生まれ変わらせた。